人事・労務・給与・就業の「あ、そうなんだ」

仕事をしながら、「あ、そうなんだ」と思ったこと、あれこれ

残業月80時間ということを具体的にイメージできてますか?

最近、働き方改革とか長時間労働抑制の話題が注目を集めています。

 

なので、残業月100時間とか80時間とかの数字を目にする機会が増えました。

 

この数字は厚生労働省がだしている「過労死認定ライン」として有名です。つまり、突然死したときに、過労死だと判断される労働状況のひとつの基準として、1ケ月単月残業100時間、6ケ月平均80時間という数字を言っているわけですね。

 

月80時間の残業って、どの位の働き方かというと、例えば、土日完全週休二日制で、完全に休んでいる人の場合なら平日に以下の図のような働き方をしていると、この「過労死ライン」になります。

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9時に出勤して、毎日22時位まで働いている感じですね。これだと、1日当たり残業4時間などで、月に20日出勤したら「過労死ライン」なわけです。

 

上記は、月20日出勤だから土日完全に休んだ上に、祝日とか有給とかを使っての休みもそれなりにとれている人の場合です。

 

これが週休2日が隔週だったり、休日出勤で仕事したりしていると、平日8時~9時位まで仕事している人も立派な「過労死ライン」の人になります。

 

ここまで読んで、「あれ?自分はやばいかも・・」と思う人はいるんじゃないですか?

 

意外に自分が過重労働をしている意識なく、こんな働き方をしている人は大勢いるみたいですから。

 

もし、それにあてはまる人がいたら、ちょっと働き方を見直した方がいいです。

 

過労死した人の話を聞くと、「倒れる直前、または、死ぬ直前の日まで、普通に元気に仕事していた」んだけどな・・みたいなフレーズをよく聞きます。

 

死に方も脳梗塞脳卒中でバタっと倒れるような派手なものばかりではありません。例えば、家に帰って横になってテレビを見ていると思っていたら気づいたら息をしなくなっていた・・みたいな感じも多いらしいです。

 

つまり、死ぬくらいだから体は疲れ切ってボロボロのはずなのに、疲れを感じる機能が壊れていて、表面上は元気に見えてしまっている・・感じですかね。

 

これを読んで、やばいかも・・と思いつつ、でも自分はまだ疲れてないから大丈夫と思おうとしている方は、自分もそうなっていないかを疑った方がいいです。

 

倒れたり、死んでから、後悔しても仕方ないですからね。