人事・労務・給与・就業の「あ、そうなんだ」

仕事をしながら、「あ、そうなんだ」と思ったこと、あれこれ

待機児童問題:子連れ出勤は、もっと普及してよいかもです。

待機児童問題が深刻化しています。 

女性が(今では男性も、かなり影響を受けますが)働こうとした時、育児との両立は、とてもむずかしい問題になります。 

 

問題は山積ですが

 

特に子供が小さい時はそうですね。 

親にあずけて働く等の手段がとれない場合は、保育園に預けるのが、まず第一選択肢になります。

でも、肝心の保育園の数が足らず、預かれる数と預けたい数の受給関係が完全にアンバランスになってしまっています。

結果、働きたくても働けないという状況に追い込まれている女性が、東京都世田谷区だけでも1000人を越す。

これは、やっぱり厳しいですよね。

しかも、待機児童数の数え方は統一されていなかったりするそうです。

実際には困っているのに待機児童数としてはカウントされていない人もいたりするのは、ほんと、困りますよね。

 

ひとつの取り組みとしての子連れ出勤

 

そんな中で注目を集めているのが、子連れ出勤です。

会社内に保育所機能を作ったり、子連れ出勤を許してみんなで工夫して乗り切ろうという取り組みですね。

実際に制度として導入する企業が少ないながらでてきています。

実際に休まれると仕事が厳しいのでという苦肉の策からということらしいです。

でも、結局は、こういう現場のニーズから発生してきた取り組みが世の中の問題を解決していくんだなと思います。 

会社の都合に社員があわせる。

そういう時代ではないんだと思います。 

普通だと働きづらい社員・・育児中や介護中の社員および障害者とか・・が働きやすい環境と仕事の割り振り方を工夫して、トータルで結果をだしていく、そういう考え方が必要になってくるはずです。 

そういう会社を、社会をあげて、もっともっと応援すべきなんでしょうね。